「デモグラフィー 」をやさしく学ぶ ワークメモ

担当:西村 欣也 (北海道大学)

◼️ 個体の生死と繁殖


生死

▶︎ 平均寿命 (新生個体が平均してどれくらい生きられるのか? (平均死亡齢))
▶︎ 平均余命 ( 齢の個体が平均してあとどれくらい生きられるのか?)
▶︎▶︎ 高校3年生以上の知識でたどり着く項目 (数式で考えるのに便利なので連続時間にする) ◀︎◀︎

齢における瞬間死亡率とすると、出生個体の 齢の生存確率は、

生死 + 繁殖

▶︎ 潜在総出生数 (全ての齢における出生能力の合計)
▶︎ 期待繁殖数 (生まれてから平均してどれくらいの子を残せるのか?)
▶︎ コホートの平均繁殖齢 (生まれてから平均何齢で子を産むのか?)

 

◼️ 個体の性質から生まれる個体群の性質

原理

個体数の時間変化

レズリー行列

個体数の時間変化

の一般解は、 の固有値()と固有ベクトル()によって

 

と表され、任意の初期状態 で、十分な時間 に対しては、

と見ることができる。の要素は以下の比に保たれる

◼️ 個体たちが作る個体群の性質()を反映した個体の性質

▶︎ 集団の平均齢
▶︎ 世代時間
▶︎ ロトカ・オイラー方程式
▶︎ 集団の平均繁殖齢
▶︎ 繁殖価

 

 


付録

√ レズリー行列モデルは、観測(センサス)が繁殖前か後かで組み立てが違う。