研究紹介

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2007 Ecology .png■捕食者誘導防御形体の地理的変異とその遺伝的基盤

Ecology (2007) 88: 1948-1954.

エゾサンショウウオの幼生はエゾアカガエルのオタマジャクシを餌としている。オタマジャクシがいる池のサンショウウオは頭でっかち型になる。頭でっかち型はオタマジャクシを丸呑みするのに都合がよい形態である。オタマジャクシは膨満形態になって、丸呑みに対抗している。両種の密接な捕食-被食関係が互いの形態の可塑性を共進化させてきたのかもしれない。

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2006 JAnimEcol.png■柔軟な誘導防御形体

Journal of Animal Ecology (2006) 75: 705-712.

生物は、二次的形質を環境変化に対象するするために発現させることができる。行動の変更は、そのもっとも一般的な例である。生物の中には、形態を変化させることによって環境変化に対処する者もいる。適応的側面からみて、新たな環境に対処する二次的形質の発現は、必ずしも迅速であるべきではない。二次的形質を発現させること自体は適応的であっても、その発現タイミングを遅らせたほうがよい状況はどんなときかを明らかにした。

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2006 Ecology.jpg■捕食者と被食者の捕食形態と防御形態の相互誘導発現

Ecology (2006) 87: 1599-1604.

エゾサンショウウオの幼生はエゾアカガエルのオタマジャクシを餌としている。オタマジャクシがいる池のサンショウウオは頭でっかち型になる。頭でっかち型はオタマジャクシを丸呑みするのに都合がよい形態である。オタマジャクシは膨満形態になって、丸呑みに対抗している。両種の密接な捕食-被食関係が互いの形態の可塑性を共進化させてきたのかもしれない。

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2006 JTB.jpg■成熟率の進化が競争種の共存を崩壊させる。

Journal of Theoretical Biology (2006) 241: 467-476.

北海道の林縁部の池では、エゾサンショウウオ幼生は、エゾアカガエルのオタマジャクシの捕食者である。サンショウウオ幼生はオタマジャクシを丸のみで食う。オタマジャクシは頭胴部を膨満させて丸のみに対抗している。北海道の離島の奥尻島にはエゾサンショウウオがいない。奥尻島のエゾアカガエルのオタマジャクシは膨満化の能力があまりない。人工受精による交差交配による離島と北海道本島の混血個体の膨満度は、両者の中間である。

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■誘導される可塑性:誘導形質発現の最適待機時間

Evolutionary Ecology Research  (2005) 8: 553-559.

エゾサンショウウオの幼生はエゾアカガエルのオタマジャクシを餌としている。オタマジャクシがいる池のサンショウウオは頭でっかち型になる。頭でっかち型はオタマジャクシを丸呑みするのに都合がよい形態である。オタマジャクシは膨満形態になって、丸呑みに対抗している。両種の密接な捕食-被食関係が互いの形態の可塑性を共進化させてきたのかもしれない。

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2005 Ecol Res.jpg■ステージ構造を持つ競争種の共存

Ecology Research (2005) 20: 581-589.

生物は、二次的形質を環境変化に対象するするために発現させることができる。行動の変更は、そのもっとも一般的な例である。生物の中には、形態を変化させることによって環境変化に対処する者もいる。適応的側面からみて、新たな環境に対処する二次的形質の発現は、必ずしも迅速であるべきではない。二次的形質を発現させること自体は適応的であっても、その発現タイミングを遅らせたほうがよい状況はどんなときかを明らかにした。

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